自国の文化に誇りを持ち、ブレない自身の軸を持つ
自国の伝統や文化を理解し大切にする教育は、従来、日常生活の具体的な時と場に即して行われてきたものです。しかし、時代の変化とともに、家庭や地域社会において子どもたちが伝統や文化について理解したり経験したりする機会が減っています。グローバル化がますます進展する中、子どもたちが国際社会に貢献し、世界の人々から信頼される人となるためには、異文化に対する理解を深めると同時に、自国の文化をしっかりと理解することが重要です。八王子実践中学校は、自国の伝統・文化の良さや豊かさに気づくことで誇りと愛着をもち、アイデンティティを確立 する教育を大切にしています。
校外学習やJ-Trial(P.01)の講座で、日本の自然・歴史・文化に触れる機会を多く設けています。八王子・高尾周辺は豊かな自然とともに、指定文化財など歴史遺産もある、日本の風土が詰まった土地です。本校は、恵まれた環境を探究学習にも活かしています。中3では関西地方への修学旅行を実施しており、京都・奈良などの古都を巡ります。
先進科学が集まるお台場エリアで、科学技術立国・日本の今を学びます。科学的リテラシーを育成すると同時に、日本の 技術力の高さを学びます。また、プログラミング学習では中 学1・2年生で基礎を学び、中学3年生では週に1回、プログ ラミングの授業を導入しています。この学習を通して、論理的 思考力や創造性、問題解決能力を養うことができます。